お金のデザインの新サービス始動
ETFラップのサービスを展開するお金のデザインが、新しいサービスを開始しました。
THEO[テオ]by お金のデザイン
https://theo.blue/
元々、お金のデザインでは、顧客の属性やリスク志向に合わせ、独自のソフトウェアアルゴリズムで複数のETFを組み合わせたポートフォリオの提案と実際の運用を一任契約で行うサービスを行っておりました。
このサービスには私も興味があり、運用開始手前まで処理を進めたのですが、以下の問題があり最終的には投資を見合わせました。
・最低運用資金として500万以上必要
・インタラクティブブローカーズ証券という海外の証券会社に個人が直接口座開設をする必要がある
・上記証券口座には月々の口座維持手数料がかかる
・運用益の税金の考え方が不明
新しいサービスTHEOでは、問題点を全てクリアしています。
・最低運用資金は10万から
・別途の証券口座開設は不要
・口座維持手数料は不要
・税金は一般的な国内の証券会社と同等
ということで、早速口座開設と運用資金の20万の入金を済ませました。
ネット上の評判をざっと見た感じではTHEOのサービスには以下のような批判もあります。
・インデックス運用として見た場合、年間の運用手数料1%は高すぎる
・ETFの銘柄を分散しすぎていてコストが高いのではないか
・インフレヘッジとして組み込まれるコモディティや通貨は、本来利回りを生むものではない
これらの批判は正しいと思います。
ただ私は、ロボ・アドバイザーの示す未来に興味があるのと、海外口座維持+海外ETF買付け+リバランスの手数料を全て1%に含めるというシンプルさに惹かれています。
フィンテックという言葉はあまり好きではないですが、エンジニアの端くれとして金融×ITが生み出すイノベーションに期待しています。